パン好きなあたなへ!! アラジンのグラファイトトースター
近頃、高級食パンが巷で話題となっています。食パンに関する興味の高さが浮き彫りになった形だと思いますが、おいしい食パンを食べたければ、それに適したトースターを買うのも選択肢の一つでは?と思い、アラジンの「グラファイトトースター」を買ってみました。税込み10,000円前後とトースターにしては高めですし、買おうか悩んでいる方は、参考にしてもらえればと思います。
特許技術「遠赤グラファイト」搭載
外観はちょっとおしゃれなトースターですが、中身はこんな感じで、あまり普通のトースターと変わらないように感じます。下は一般的な石英管で、上部がグラファイトヒーターになります。
では、名前にも付いているグラファイトとは何なのか?アラジンのページには以下のように書いてあります。
「遠赤グラファイト」とは、株式会社千石の特許技術※1であり、ポリイミドシートをグラファイト結晶化した、鉄の約10倍の熱伝導率をもつ素材です。この「遠赤グラファイト」はアラジンブランドの暖房機「グラファイトヒーター」として既に展開しています。この独自技術を駆使して開発したのが、『アラジン グラファイト グリル&トースター』というわけです。
なんか、すごそう…だけどイマイチすごさがわかりませんね。これを使うことでどうなるのか?それは、
「遠赤グラファイト」がわずか0.2秒で発熱し、庫内温度を高くします。短時間かつ高温で一気に焼き上げることで、外はカリッと、中は水分が残っているのでモチモチのトーストを焼くことができます。
とのことです。一気に焼くという考え方はイタリアのピザ釜から得たそうで、このトースターもそれを目指して開発されたようです。
食パンをおいしく食べるために作られたトースター、それがグラファイトトースターなのですね。そのコンセプトは理解できましたが、本当においしいかどうかが重要です。では、実際に食べてみましょう。
外はカリッ、中はふんわり
実際にタイマーのつまみを回すと、一瞬でグラファイトヒーターがつきます。一方で、下の石英管は、通常通りゆっくりと明るくなってきます。
トースト1枚の焼き時間は1.5~2分が目安とありますので、とりあえず2分でセットしました。しばらくすると、窓が曇ってきます。
今まで使っていたトースターではなかったことですが、一気に庫内の温度が上がるので、パンから出た水蒸気で曇るのでしょうか?期待が膨らみます。
焼き目は、手前から奥へ順次ついていきます。説明書にも、焼き色が5~10秒で変わると書いてありますが、朝の忙しい時間帯に少し目を離すだけで、残念なことになりそうです。
今回はじーっと見ていたので、いい感じに焼けました。
食べてみると、外はカリッ、中はもちもち…というよりふんわり、でしょうか?味は…いつものトーストとそんなに変わらないかな?というのが、正直な感想です。
まぁ、パンが変わった訳ではないので、当たり前っちゃ当たり前ですね。
中は水分が残っているとあるように、水分が抜けきらない状態、焼く前の状態が維持されている、と言った方がしっくりと来ます。
焼いた後の食パンのパサつきが少ないので、表面のサクサク感と中身のしっとり感のバランスがいいです。そういった意味で、食パンがおいしく感じると思います。
また、冷凍したパンでもレンジで解凍してから焼かなくてもいいので、重宝します。プラス30秒でそのまま焼け、冷凍してあった感じは全くしません。この点でも、買ってよかったなと思えるトースターです。
下記メーカーサイトにはレシピも載っていますので、参考にして下さい。
アラジンのグラファイトトースター https://aladdin-aic.com/product/cat-gs13b
まとめ
食パンにこだわるなら買う価値あり
外はカリッ・中はふんわり焼ける
冷凍したトーストも変わりなく焼ける