洗濯物の生乾き臭を完璧に消す!? 花粉の時期も梅雨もこれで安心!!
春になり花粉が飛んでいる時期や梅雨になると、洗濯物を部屋干しすることも多くなると思います。そんな時に心配なのが、洗濯物の生乾き臭です。一度ついてしまうと何度洗っても落ちないので、諦めている人も多いかと思いますが…いい方法がありますよ!
生乾き臭の原因
これについてちゃんと解明されたのは、ここ数年のことです。NHKのガッテン!によると、
菌が増殖する際に出すニオイ物質(4M3H)が主因で、普通の洗濯ではそれを完全に落とせていないことがある。
とのことです。
そんなこと言ったって、うちは毎日洗濯をしているのに…というあなた! この細菌はバリア状に積み重なって、流れ落ちにくくなるそうです。
それに加えて、この菌は部屋干しなどで湿った状態が長いと、大増殖するのだとか。
つまり、この時にニオイ物質も大量に産出されているのです。
お日様の下で洗濯物を乾かすのは、紫外線の殺菌効果の他に、短時間で乾かすことで菌が増殖するのを防ぐ、という意味もあったのですねぇ~。
ですが、安心して下さい。解決策もばっちりあります。この方法なら、一度臭くなった洗濯物でも、生乾き臭とおさらばです。もちろん、簡単にできますよ。
生乾き臭とおさらばする方法
この方法は、特別な方法ではありません、ヨーロッパでは。
ヨーロッパではペストや疫病が流行ったこともあり、菌への対策として、高温での洗濯が当たり前のように行われています。
そう、生乾き対策とは、高温で洗濯をすることなのです。具体的には、この菌(モラクセラ菌)は60℃以上で増殖しなくなるようです。
手っ取り早いのは、こういった高温で洗濯をすることですが…日本では高温で洗濯できる機種がありません。
なので、ガッテン!では徹底除菌方法として
1.アイロンですぐに乾かす
2.温度が高くなるコインランドリーの乾燥機で乾かす
3.漂白剤を加えて40℃のお湯で15~20分つけ置きする
という方法を紹介しています。
1と2はちょっと微妙ですよね? 洗濯物ってむしろアイロンがけしない物の方が多いですし、毎回コインランドリーへ行くのも面倒です。お金もかかりますし。
ということで、私は3の方法をやっています。
タオルやバスマットって、生乾き臭が出やすい(←うちだけ??)ので、そういった臭いがするなぁ~と思ったら、バケツにお湯を注いで、適当に放置してから普通に洗濯しています。
たったこれだけのことですが、これでばっちり臭いがなくなります。
ただし、このやり方をする場合は注意点もあります。
まず、漂白剤と高い温度のお湯では、生地によっては傷む場合があります。タオルくらいならいいですが、お気に入りの洋服は気を付けましょう。
また、洗濯機は高い温度のお湯に対応していませんので、つけ置きしたあとにお湯をそのまま入れる場合は、ある程度冷めてからにしましょう。
嘘のように臭いがとれますので、これはなかなかおすすめです。お困りの方は、ぜひとも試してみて下さい。
※タイトル画像はRudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像になります。