【生あさりの剥き方】素人でも道具を使えばちゃんとできる!
潮干狩りに行ってたくさん採ったあさりは、殻付きのまま冷凍するか、殻を剥いて冷凍するかです。味噌汁用であれば殻付きでもいいのですが、クラムチャウダーなどには剥き身の方がいいですよね。殻剥きは難易度が高いように思われがちですが、専用の道具を使えば、ちゃんとできますよ。
殻剥きの道具
生のあさりの殻剥きには、専用の道具を使うのが一番です。
果物ナイフでもできなくはないですが、手を切りそうで怖いですし、あさりも傷つけがちなので、専用の道具を買った方がいいですよ。
生あさりの殻剥き道具は、釣り具屋さんで売っています。なぜなら、カワハギ釣りに、あさりを使うからです。
値段は税抜き820円と安くはないのですが、専用なだけあって、使いやすさは抜群です。
刃は薄くしなるようになっており、切れる部分が先端の方に限られているため、誤って手を切る心配はありません。
ですが、いくら専用の道具とはいえ、子供には難しいと思いますので、注意して下さい。
生あさりの殻剥き方法
では、この道具を使って、あさりの殻剥きをしましょう。イメージは、2カ所ある貝柱を切って開き、そぐ感じです。
順番に見て行きましょう。
1.真ん中よりもあさりの平たい側(カーブがゆるい側)から、刃を入れる。
2.そのまま刃を貝殻の裏に沿わせるようにして、貝柱を切る。
3.刃を貝殻の裏に沿わせるようにしながら下に滑らせて、もう片方の貝柱を切る。
4.貝を開く。この時、貝柱以外にも貝殻にくっついている部分をこそぎながら開くようにする。
5.下面の貝柱を切りながら、こそぎ取るようにして身を貝殻から外す。
最初はうまくできないのですが、何個かやっているうちにコツをつかめて来ます。
貝柱の位置を意識する
生のあさりの殻剥きをする際は、貝柱がどこら辺にあるのかを意識するようにしましょう。
貝柱を適切に切ることが、最大のポイントです。
刃を貝殻に沿わせる
身を傷つけないために、しなる刃を活用しましょう。とは言っても、ものすごく力を入れてしならせる必要はありません。
加減は、実際にやればわかるかと思います。
刃は深く入れすぎない
貝柱を切れば開けるので、貝殻の隙間から刃を入れたら、気持ち浅めに刃を入れながら貝柱の位置まで滑らせます。
貝柱のところへ来たら、ピンポイントで刃を深く差しましょう。
最初は専用の道具を使っても難しいですが、数十個やれば感覚がつかめると思います。
あさりの殻剥きマスターを目指して、頑張りましょう!!