【タイガー魔法瓶】保温もできる!? 電気ケトルわく子をレビュー
長年使っていた電気ケトルが、この度ご臨終されました。そして気が付いたのです。こんなにも鍋でお湯を沸かすのが面倒なのか!! 電気ケトルなしの生活にはもう戻れませんので、早速購入したのが、タイガー魔法瓶から出ている電気ケトルわく子(PCM-A060)です。なかなかいい感じですよ~!!
やわらかでシンプルなデザイン
今回の電気ケトルわく子は、見た目がすっきりとしておりシンプルなフォルムです。メーカーサイトにも
インテリアにも手にもしっくりとなじむコンパクトなこだわりのフォルム
とあります。色は3種類あり、どれも控えめな色調なので、キッチンやリビングに合わせやすいかと思います。
サイズは0.6Lと0.8Lがあり、楽天などの通販ではどちらも税込み4,000円ほどです。私が購入したのは0.6Lサイズですが、ケトルと下の台を合わせた高さは約16cmです。
コンパクトで使いやすいサイズです。最大量の0.6Lを入れた時でも約3分で沸くので、電気ケトルってやはり便利ですね!
保温性やその他の機能はどんな感じ?
私がこのケトルを選んだ理由の一つは、保温性があることです。本体が二重構造になっているため、沸騰後もすごく熱くなることもありません。ここが今までのT-falの電気ケトルとは違うところです。
この保温性を担保するためか、蓋は厚めの5cmあります。本体の約3分の1が蓋だということですね。
蓋は完全に外せるタイプなので水を注ぎやすいですが、面倒な人もいるかもしれませんね。
※説明書には直接注がないようにありますので、使い方は自己責任でお願いします。
その保温性については実際に記載がありませんので、実測してみました。方法は、最大量の0.6Lで沸かし、そのまま放置するというシンプルなものです。
温度 | 90℃ | 80℃ | 70℃ |
保温時間 | 15分 | 40分 | 80分 |
1時間経っても70℃以上保てるのは、やはりタイガー魔法瓶といったところでしょうか。私の場合は朝に沸かし直すことが多いので、この保温性は嬉しいものです。
また緑茶を飲むのに良いとされている70℃にするならば、40分経った80℃で急須に注げばちょうどいいとわかります。
※お湯は容器に注ぐと温度が約10℃下がるので、抽出に良い温度+10℃で入れます。
その他、転倒お湯漏れ防止構造、省スチーム設計などがあります。
お湯漏れは最小限=漏れなくはない
これについては、
注ぎ口が上を向き、止水構造であるため、万一倒れた場合でもお湯もれを最小限におさえます。
とあります。蓋にストッパーがついていますが、止めている状態でも少しは水が出ます。
それでも、ここまで傾けてちょろちょろ出るくらいで、(そもそも重心を考えると倒れにくいと思いますが)倒れたくらいではあまり漏れません。
省スチーム設計で蒸気がほぼ出ない
同社従来品と比べ沸騰時のスチームを90%カットとありますが、もうほとんどわからないレベルです。今まで100%出ていたとしても10%しか出ないのですから、それでも少ないと思いますが、パッと見では蒸気が見えません。
私としては、買って良かったかなと思う買い物でした。メーカーに特別サイトがありますので、そちらも見て検討下さい。
電気ケトルわく子 https://www.tiger.jp/feature/kettle/PCM-A
まとめ
わく子(PCM-A060)は総合的に見て満足度の高い電気ケトル
デザインがシンプルでスマート
保温性があるのが嬉しい
蒸気はほとんどわからない