新幹線で大きなスーツケース(荷物)はどこに置く?
旅行や出張に行くとき、スーツケースを使う人は多いと思います。2~3泊なら小さめのスーツケースでもいいのですが、もう少し長いときや海外へ行くときは大きなスーツケースを使いますよね?そんな時にふと思うのは、「あれっ?大きなスーツケースって上の荷物置きに入らなければ、どこに置けばいいんだっけ?」ということです。実際にどんな感じか、私の経験が参考になればと思いこの記事を書きました。
新幹線に持ち込めるサイズ
普段は意識しませんが、そもそも新幹線に持ち込めるサイズには制限があるのでしょうか?
答えは、イエスです。
JR新幹線ネットによると、規則の上では縦・横・高さの合計が250cmまでです。また、長さ2mを超える物は原則として持ち込めません。
原則として、とあるのは、スポーツ用品、楽器、娯楽用品などは2mを越えたとしても、車内で立てて携帯できるならOKだからです。ただし、専用の袋やケースなどに収納する必要があります。また、スキー用品やサーフボードも新幹線に持ち込むことは可能です。
裏を返せば、スポーツ用品や楽器類以外で長さ2mを超える物は持ち込めません。ですが、通常の旅行では2mを越えるものを持ち運びすることはまずないので、事実上、持ち運べる荷物なら持ち込むことは可能です。
小さめなら荷物棚でOK
では荷物を置く場所を確認しましょう。
まずは、最も荷物を置く人が多い荷物棚です。ここには、(100席以上含め)飛行機内持ち込みサイズなら置くことが出来ます。
~100席以上の航空機~
3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)
2~3泊のちょっとした旅行や出張なら、荷物も少ないのでここへスーツケースを置くことができます。ですが、1週間程度の長いお出かけの場合、スーツケースも大きくなるので、ここへ置くことはできなくなりますね。
また、上越新幹線では「MAXとき」など2階建て車両がありますが、MAXの車両では荷物棚が通常よりやや低いので機内持ち込みサイズでも載せられません。注意しましょう。
荷物置き場へ置く
次に荷物の置きやすい場所としては、荷物置き場です。車両にもよりますが、荷物置き場なら50~60Lの大きなスーツケースでも置けます。
~JR東日本~
E1系:MAX(2階建車両)
E2系:東北新幹線(はやて、やまびこ、なすの)、上越新幹線(とき、たにがわ)
E3系:東北新幹線、山形新幹線(つばさのみ)
E6系:東北新幹線、秋田新幹線(こまちのみ)
~JR西日本~
700系レールスター
荷物置き場があるのは助かりますが、これのある車両は限られており、また荷物置き場自体も大きくないのがネックです。
また盗難などが気になる方は、ワイヤー錠などを準備しましょう。
足元に置く
最も場所を心配しなくていいのは、自分の足元です。自分の席に置くので必ず置けますし、少しの間ならばこれで十分です。
50~60Lサイズのスーツケースだとこんな感じになります。
置けるスーツケースは、幅45cm×奥行き30cmくらいまでを目安にするといいです。
ただ、私は小柄なのでそんなに窮屈ではありませんでしたが、それでも、これで何時間もとなると辛いかもしれません。
あとは、後部座席の後ろもありますが、ここは本当に限られているので、空いていればラッキー程度で考えておきましょう。