桜が65種類!! 新宿御苑で花見はいかが?
いよいよ花見の時期ですね。花見の名所と言えば「新宿御苑」の名は必ずと言っていいほど出てきますが、何がそんなにいいの?というあなたのために、その魅力と行く際のポイントをまとめました。
新宿御苑とは?
新宿御苑とは、簡単に言えば、新宿にある大きな庭園(≒公園)です。環境省直轄のため、普通の公園のようにいつでも無料で、とはいきませんが、一日中過ごせるくらいの十分な広さがあります。
もう少し詳しく見ると、公式ページには以下のようにあります。
江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園となり、多くの方に親しまれてきました。広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、プラタナス並木が美しい整形式庭園などがあります。また、数少ないわが国の風景式庭園の名作とされています。
格式高そうなことが書いてありますが、要は入場料500円の公園だと思ってもらえれば大丈夫です。
【入園料】一般500円、65歳以上250円、学生(高校生以上)250円、小人(中学生以下)無料
開園時間 | 閉園 | 温室 | 閉園 | |
10/1~3/14 | 9:00-16:00 | 16:30 | 9:30-15:30 | 16:00 |
3/15~9/30 | 9:00-17:30 | 18:00 | 9:30-17:00 | 17:30 |
7/1~8/20 | 9:00-18:30 | 19:00 | 9:30-18:00 | 18:30 |
新宿御苑の魅力は?
新宿御苑は、春に花見の名所としてよく紹介されますね。植わっている桜の本数が特段多い訳ではなく(それでも約1,000本)、見事な木が多く、種類が豊富であり、またゆっくりとした時間を過ごせることが人気の所以です。
桜と言えば、一般的にはソメイヨシノや枝垂れ桜が有名ですが、ここへ来れば、こんなに品種があるのかっ!?と驚くと思います。なんせ65品種ですからね。
4月5日時点では、ソメイヨシノが満開で、他にもシロタエ(白い桜)が見頃となっていました。
珍しい黄色の桜としてウコン、緑色の桜としてギョイコウもありますが、ウコンはまだ咲き始め、ギョイコウは一輪も咲いていませんでした。
ソメイヨシノが終わっても、ここなら花見が楽しめそうです。
また、花見へ行くのであれば、ぜひとも大温室も見て欲しいところです。新宿御苑内にある無料の温室(=植物園)ですが、かなり大きく、所要時間は30分ほどです。
カカオやパパイヤ、巨大サイズのコウモリランなど、温室ならではの植物を見ることができます。
新宿御苑へ行く際のポイント
続いては、行くときのポイントを確認しましょう。
まず、新宿御苑で禁止されていることですが、以下のようになります。
- アルコール類の持ち込み
- 動植物の採取・持ち込みおよびエサやり
- バドミントン、ボール、フリスビー等遊具の使用
- 指定場所以外での喫煙(電子タバコ含む)
- 商用撮影
- テントおよび火気の使用
- 楽器やラジカセ等の使用
- ペットの持ち込み(補助犬は可)
- ごみのポイ捨て
注目は、お花見につきもののアルコール類が禁止であり、公園ですが遊具も持ち込めないということです。
アルコール類については、入場券を買う前に簡易検査がありますし、公園内でのマナー維持のために、しっかり守りましょう。アルコール類以外の飲食物を持ち込むことは、もちろん問題ありません。
遊具については、確かにバドミントンなどで遊んでいる人は見かけませんが、たまに、子供がボールやシャボン玉で遊んではいます。
次に行く時間の目安ですが、これは何時でも大丈夫です。入場前に多少並びますが、大したことはありません。私は、入場まで30分もかかりませんでした。
桜の近くでかつ日陰を陣取りたければ、多少早く行った方がいいくらいです。
あとは、持って行った方がいいものとしては、
- レジャーシート
- ウェットティッシュ
- 水筒
- 寝るなら顔を隠せるタオル等
- 日焼け止め
です。
レジャーシートは、芝生の上に直接座っても気にならなければ必要ありませんが、公園内は来場者に対してベンチが少ないので注意して下さい。
テントは禁止なので、プライバシー保護+日焼け対策としては、タオル等があった方がいいです。
また、水場は少ないので、ウェットティッシュもあった方がいいです。
水筒は、飲み物が常温でもよければ必要ありません。飲み物が足りなくなっても公園内には自販機がありますが、お茶で160円と若干高いです。
純粋に桜を見る花見をしたければ、新宿御苑はうってつけです。色んな種類の桜を探したり、優雅に日なたぼっこをしたり、あなたなりの楽しみ方を探してみて下さい。