潮干狩りは木更津で!! 行くときのポイントまとめ
春はいちご狩りもいいですが、潮干狩りもおすすめです。家族サービスのために行ったつもりが、自分が夢中になってしまうかもしれませんよ?大人も子供も、宝探し気分で楽しめるレジャーです。どこの海岸がいいのか、持ち物や行くときの注意点、持ち帰ったあさりのおすすめの食べ方などをまとめました。
木更津海岸の潮干狩り
ひとえに木更津の潮干狩りと言っても、木更津には金田、牛込、江川などたくさんの潮干狩りスポットがあります。その中でも、私のおすすめは木更津海岸(中の島公園)です。
おすすめの理由は4つあります。
大きなあさりが採れる
せっかく採るなら大きなものを採りたい!と思いますよね?その期待に応えてくれるのが木更津海岸です。
実際、どんなサイズのあさりがいるの?ということですが、私は5cmのあさりをゲットしました!
はまぐりと比べても遜色のない、むしろちょい大きい!?くらいのサイズです。
駐車場が無料
ここは公園の駐車場を利用していますので、駐車場料金がかかりません。
場所は5カ所あり、遠いところは少し距離がありますが、無料の送迎バスがありますのでご安心下さい。
人・サイトが親切
いざ現場へ行ってみると、わからないことが多くあります。どこへ並べばいいの?この貝って何なの?あさりの保管はどうすればいいの?
そんな時には職員さんに訊くのですが、ちゃんと親切に教えてくれます。お店でも、店員さんの対応次第で印象が変わりますが、それと同じことですね。
ちなみに、木更津漁業協同組合のサイトには、潮干狩りについての詳細な説明があります。
木更津漁業協同組合 http://www.jf-kisarazu.jp/index.html
中の島大橋を渡れる
これは完全に個人的な意見ですね。ですが、これから潮干狩りをするぞ!って気持ちになるのと、純粋に高いところを渡って気持ちがいいです。
持ち物(必需品+α)と服装
次に、潮干狩りに行くときの持ち物、服装についてです。
服装含め、潮干狩りの必需品(★マーク)+あればいい物リストは
- 熊手(100均)
- 網(100均)
- ざる(100均)
- 手袋
- 長靴 or 濡れてもいい靴 or サンダル(クロックス)★
- 椅子
- リュック
- ジップロック(貴重品入れ)
- タオル
- 日焼け対策グッズ(帽子、羽織るもの、日焼け止め)
- 着替え
- 飲み物
- 100円硬貨数枚ペットボトル(海水持ち帰り用)
- クーラーボックス(100均の350ml×6本入る発泡スチロールだとあさり2kgが目安)★
- 保冷剤
です。必需品は本当に最低限です。できれば全てあった方がいいと思いますが、下の説明を確認してもらってから、必要かどうか判断して下さい。
熊手・網は100均で購入がおすすめ
中の島公園に限らず、熊手はレンタル、貝を入れる網は販売があります。
だいたいの場合、熊手は100円、網は200円と高くありませんが、これらは100均でも売っていますので、買った方が安上がりです。私は、網は100均の多目的回収ネットを使っています。
足元は長靴がおすすめ
これは好みも大きいですが、私は長靴をおすすめします。理由は、ケガをしないから、長時間水に浸かるからです。また長靴ならば水が冷たくても安心です。
ですが長靴は蒸れるので、それが嫌ならばクロックスのサンダルでもいいのですが、靴下を履いた方が安全です。
手袋はファミリーの中厚手がおすすめ
貝を掘るときは、熊手で掘り、手で探るという流れになります。そこで注意したいのが、砂の中には貝殻の破片があり、砂自体でも指先や爪がやられるということです。
したがって手袋が必要なのですが、私のおすすめはファミリーの中厚手です。
これはいわゆる食器洗い用手袋ですが、水が入らない、ある程度の丈夫さがある、安いの3拍子が揃ったおすすめ品です。
手袋は薄いと捲れ・破れがおき、甲がメッシュ(布)になっているとそこから砂が入るため、手袋を選ぶ際はその点に注意下さい。
貴重品を入れるのはリュック
現場にはコインロッカーがありますが、貴重品は肌身離さず持った方が安全ですので、リュックの出番です。
ショルダーバッグだと掘っているうちに前に来たり、いつの間にか水に浸かっていたりしますので、リュックの方が無難です。
念のため貴重品をジップロックへ入れてから、リュックへしまいましょう。
ちなみにあさりが規定以上に採れた場合は超過料金が必要です。浜から出るときに計量をしますので、このためにも財布(お金)を持っておかないといけません。
木更津海岸では、その場で規定の数量まで減らすか、それとも買い取るか確認してくれますので、とりあえずは多めに採っておきましょう。
日焼け対策は重要
潮干狩りをする場所は、当然ながら日影がありません。そして、天気の良い日に行くので日差しはたくさんあります。
貝を掘る時間はおおむね1~2時間程度ありますので、その間中日差しにさらされるのは大変です。
日焼けをすると、その熱が体内にこもり疲れるので、しっかりと対策をしましょう。
帽子はキャップよりもつばが全体にあるもの、腕が日焼けしないように長袖がいいです。
長袖だと掘っているうちに裾から濡れますので、そこで先ほどの中厚手のような長めの防水の手袋がいいのです。
100円硬貨が複数あった方がいい
コインロッカーや休憩所は有料です。それぞれ数百円なので、少しは100円玉があった方がいいです。
海水を持ち帰る
海水はあさりの砂抜きに必要です。必ず持ち帰りましょう。目安は、あさり1kgに対し0.5~1Lです。
木更津海岸ではペットボトルも置いてありますが、誰が使ったのかわかないものが嫌であれば、持参しましょう。
以上で持ち物の確認は終わりです。長靴以外なら、前日でも揃うと思います。
ちなみに、あさりを持ち帰る際には、真水で洗ってあさりの口をがっちり閉じさせてから、クーラーボックスに保冷剤と入れて冷やして持ち帰りましょう。
あさりの砂抜き・塩抜き
潮干狩りでたくさんあさりを採ったら、次は下ごしらえです。掘るのは楽しいのですが、砂抜きなどはやや面倒ですね。
詳しくは下記ページに載せていますので合わせて確認下さい。
ざっくりと言うと
- あさりを水道水で洗う。
- 持ち返ってきた海水に浸し、4時間~1晩砂抜きする。
- 海水を捨てて1~2時間置き、塩抜きする。
- 塩抜き後に、あさりをしっかり水道水で洗って、下ごしらえ終了。
という流れです。
したがって採ってきたあさりをその日中に食べるのであれば、朝一で行き、昼過ぎには帰って来て、砂抜き・塩抜きをする必要があります。
砂抜きについては、
4時間以上の砂抜きはあさりが傷む
とか
ちゃんとした方法なら4時間あれば確実に抜ける
と言われていますが、私は必ず1晩砂抜きします。実体験として4時間では不十分だったからです。
砂抜きできたかどうかの確認としては、試しに数個酒蒸しにして食してみるのが確実ですよ。
おすすめの調理法
採ってきたあさりの食べ方として、個人的なランキングトップ3は
- フライ
- 味噌汁
- 酒蒸し
です。せっかく採ってきたのなら、冷凍のあさりでも代用できるボンゴレパスタやクラムチャウダーではなく、殻付きでないと食べられないものを食べたいですね。
味噌汁や酒蒸しはよく聞くでしょうが、あさりのフライは食べたことありますか?
私は、これが食べたくて潮干狩りに行くと言っても過言ではありません。
生のあさりはスーパーでも熊本産のものが売られていますが、熊本産よりも木更津産のあさりの方が味が濃くおいしいです。
作り方は簡単で、生のあさりの剥き身を串に刺してフライにするだけですが、剥き身にしたり、串に刺したりがかなり面倒です。
剥き身にするのには専用の道具が必要ですし、それを使っても慣れが必要ですが、それでも食べたくなるのがあさりのフライです。食べるときはソースではなく、醤油で食べて下さい。
生のあさりの剥き身にする方法は、下記、砂抜き・塩抜きのやり方と同じページに載せていますので、参考にして下さい。
GW中はかなり混みますが、潮干狩りはまだまだやっていますので、やったことがない方は是非とも行ってみて下さい。思った以上に楽しいですよ!!