【鯛匠HANANA】行列必須!! 京都(嵐山)で真鯛の胡麻茶漬け
京都といえば国内随一の観光地であり、訪れる方も多いと思います。観光スポットもたくさんありますし、何を食べるかも、迷っちゃいますよね? そんなあなたに、鯛匠(たいしょう)HANANAの「鯛茶漬け御膳」をおすすめします。人気店なので、行くのであれば予約をした方がいいですよ。
京都で鯛茶漬け?
京都のご当地グルメといえば、湯葉や湯豆腐、おばんざいに漬物、鱧(はも)、鯖寿司あたりが有名かと思います。ですが緑茶発祥の地というだけあって、お茶漬けを提供しているお店も多くあります。
お茶漬けは、漬物とちりめんなどで提供されるところも多いのですが、せっかくならば贅沢に、という方は今回紹介する鯛茶漬けがおすすめです。
嵐山には行かないという方は、京都駅にある「はしたて」の「鯛の胡麻味噌丼」(税込み1,674円)もあります。
ここは老舗料亭「和久傳」(わくでん)のカジュアル店として出店されていますが、こちらも並びますので、時間を調整して行った方がいいです。
鯛匠HANANAの予約方法
当記事の「鯛匠HANANAはガイドブックなどにも必ず載っているので、ご存知の方も多いと思います。
鯛匠HANANA http://hanana-kyoto.com/top.html
すでに知れ渡り過ぎていて、予約なしでは並ばずには食べられません。旅行など日程が決まっている方は事前に予約をした方がいいのですが、少しだけ注意点があります。それは、
予約は電話のみ
電話が繋がりにくい
ということです。場所がらランチで行く方が多いと思いますが、前日に電話をするくらいだと、予約を取ることは難しいでしょう。なので、少なくとも1週間以上前に予約をしましょう。
とはいうものの、色々調べていて、もうそんなに時間がないよという方、大丈夫です。予約をした方がいいですが、もちろん予約なしでも食べられます。でもその場合は、並ばないといけません。
私の場合は、開店15分後に着いて、20分で入れました。注文は並んでいる最中に聞かれるので、入店後10分くらいで料理が出て来ます。
あと、ここは不定休なので、定休日を必ずホームページで確認しましょう。
嵐山駅から徒歩5分 嵯峨嵐山駅から徒歩10分
下の地図からもわかるように、2駅からアクセスのよい場所にあります。朝、京都に着いてから行く場合、JR線の嵯峨嵐山駅へは電車1本で約15分なので、とても便利です。
渡月橋や庭園、雲龍図のある天龍寺に行ってから行くのもよし、村雨の廊下のある大覚寺に行ってから行くのもよし、です。
ちなみに、個人的には大覚寺の方がおすすめです。大覚寺の村雨の廊下は、庭園の中を鴬張りの廊下が走っており、なかなか見ごたえがあります。
鯛匠HANANAは味と雰囲気ともによし!!
鯛匠HANANAの代名詞でもある鯛茶漬けですが、鯛は真鯛を厳選し活〆で、野菜は地元農家さんから仕入れているそうです。その鯛を刺身ではなく、胡麻茶漬けで食べるなんて、贅沢ですね。
席の場所によっては、下のように目の前に庭園があり、お店は空間作りにも力を入れていますので、落ち着いた雰囲気の中で頂くことが出来ます。
この鯛茶漬け、お店では3段階の食べ方を紹介しており、
- 鯛を自家製胡麻ダレに絡めお刺身で食す。
- 胡麻ダレを絡めた鯛をご飯にのせ食す。
- 最後に胡麻ダレと煎茶をかけ、お茶漬けとして食す。
となっています。お代わり用のご飯はおひつに入れて運ばれて来ます。胡麻ダレとか胡麻ドレッシングとかだともったりとしたものが多いですが、この胡麻ダレはさらっとしています。
しかし、しっかりと胡麻の風味が効いており、鯛の旨味との相性抜群です。鯛は新鮮ですし、胡麻ダレに絡んでいますので、生臭いものが苦手な方でも、全く問題ないと思います。
食べ方の紹介順に食べると、煎茶をそのままかけただけのお茶漬けでは薄く感じられますが、そこへこの胡麻ダレを入れて味を調整して食べるように、店員さんから説明があります。胡麻ダレがさらっとしているため、煎茶とすぐに混ざり、いい感じで食べられます。
そして、米自体も普通においしいです。写真では少ないように感じられる鯛も、少ないとは感じませんでした。それでも、胡麻ダレで食べるのがおいしいので、もっと食べたくはなります。
付け合わせの京のお野菜は、さっぱりとしながらもしっかりと味を感じられるように調理されています。鯛茶漬けだけではなく、お野菜や漬物も合わせて、御膳としてバランスの良い品です。
あとは、食べ終えた後に甘味が出るのも嬉しいポイントです。このわらび餅は自家製だそうです。
惜しむらくは、2019年2月14日から価格改定で、税込み2,160円から2,700円へと値上がりしてしまったことです。理由は、原材料費の値上がりということで、仕方ない部分ではあります。
この値上がりは感覚的に大きいように感じますが、この味を知ってしまったら、それでもまた食べたいと思ってしまいます。