初心者が高尾山へ!! 想像よりは大変だけど木漏れ日が気持ちいい~!!
このGWを利用して、かねてから行ってみたかった高尾山へ初挑戦してきました。普段から運動不足の私にはとっては、ややしんどかったのですが、子供からお年寄りまで、多くの人が登れる山だと言うのも納得です。王道ルートで行きましたので、行ったことがない方は参考にしてもらえればと思います。
高尾山への行き方
高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山です。山としては高くないように感じると思いますが、その通りで、初心者向けと言われています。
行き方は車と電車の2択ですが、車は渋滞と駐車場が問題になることがあるため、電車の利用をおすすめします。
電車で行く場合は、最寄り駅は高尾山口駅になります。高尾駅もありますが間違えないように注意して下さい。
高尾山口駅舎は2015年春にリニューアルし、杉材を多く使ったモダンな和の雰囲気です。ちなみに、設計は新国立競技場で話題の隈研吾氏です。
※服装や持ち物については、下を参照下さい。
山頂への行き方(1号路)
高尾山口駅からはリフトと1号路を使って行きます。1号路は初心者向けで、”自然と歴史満喫コース”として紹介されており、全て舗装されています。
リフトは12分、降りてから山頂までは50~60分ですので、ちょうどいい感じですが、私には思っているよりはしんどかったです。
山頂までがどんな感じなのか、今回は写真多めの時間付きで紹介します。
高尾山口駅に到着したら、改札を出る前にトイレへ行っておきましょう。ここが一番きれいなトイレで、男女ともまぁまぁの数があります。
電車が到着するとかなり混みますので、できれば階段近くの車両に乗っておくといいですね。
9:00頃:改札を出たら右手のもみじ通りを進み、リフト乗り場へ行きます。
1号路でもリフトかケーブルカーを選べるのですが、私はリフトをおすすめします。
ゆったりと自然の雰囲気を感じながら、ちょっとしたスリルがあり、アトラクションのようなので是非とも乗ってみて下さい。
小学生以下の子供も乗っていましたが、安全ベルトはないので、親御さんは本当に心配ならケーブルカーにしましょう。
料金は往復の方が少し安いですし、思ったよりは疲れるので、迷ったら往復で買いましょう。
高尾登山電鉄 https://www.takaotozan.co.jp/timeprice
大人(中学生以上) | 子供(3歳以上) | |
片道 | 480 円 | 240 円 |
往復 | 930 円 | 460 円 |
※3歳未満の小児は大人1名につき1名無料です。
9:50~10:00:リフトを降りた場所では、三福だんご(くるみ味噌味)350円が売られていますので、景色を堪能しながら頂きました。
三福だんごは、くるみはあまりわかりませんでしたが、ほのかに甘い味噌とだんごで、おいしかったです。見た目よりは軽いのですが、これから山を登るので、2人で1つくらいでちょうどいいです。
ちなみにあとでわかりましたが、このだんごは他の場所でも売られていますので、ここで食べなくても大丈夫です。
また、ここから30分先の薬王院まではトイレがないので注意して下さい。
10:10頃:パワースポットの「たこ杉」を通り、浄心門へ。
たこ杉とは、その根がたこの足に似ているのと、
昔参道開さくの際、盤根がわだかまって工事の邪魔になるところから伐採しようとしたら、一夜にして根が後方に屈折した。
という伝説から、呼ばれるようになったそうです。
10:20頃:神変堂を通り、巨大な石碑を過ぎたら、木漏れ日の参道を通り、男坂と女坂の分岐へ。
男坂と女坂はどちらを進んでも合流しますが、男坂は108(=煩悩の数)の階段で、女坂はそのまま坂です。
個人的には男坂の方が楽だと思いますが、ベビーカーなどがある方は女坂へ進みましょう。女坂は緩やかな坂と紹介されているのですが、ここまでの道よりは急な坂です。
10:30頃:男坂を上り、苦抜け門の前を通り、休憩地点(?)のお店へ。
ここまで30分かかりましたが、色々なものがあるので飽きませんし、自然が気持ちいいです。
ここでも三福だんごを食べられます。ここでは、黒ごまと金ごまバージョンがありましたが、先ほど食べたので今回は遠慮しました。
10:40頃:薬王院へ到着。
十善戒を見て感心し、しばらく進むと薬王院に着きます。道順がわかりにくいですが、山頂へは境内を通って行きます。
境内を散策する時間を除いて山頂までは20分ですが、ここから先は階段が多くしんどくなりますので、ちょっとだけ覚悟しましょう。
11:00頃:山頂へ到着。
山頂からは天気が良ければ富士山が見えます。この日もしっかりと富士山が見えました。
それはいいのですが…GWということもあってか、すでにかなりの人混みです。
山頂でお昼を食べるのなら、お店で食べるか、シートを敷くか、座れそうな場所に座るかですが、店は並んでおり、日影はかなりの混雑でした。
うまくすれば場所を確保できますが、私は下山してから蕎麦を食べる予定でしたので、軽く休憩だけしました。
12:00~12:10頃:リフトで下山し、「高橋屋」へ。
帰り道は、登りの疲れがありますが、それ以外は余裕がありました。時間も40分もかかっていないです。
そして下りリフトですが、高さをより体感できるため上りよりもスリルがあります。正直、リフトが一番満足度が高かったかもしれません。
12:20~40頃:高橋屋で並び、着席。
高尾山口駅周辺には蕎麦屋さんがたくさんありますが、色々調べてよさげな高橋屋さんへ行きました。
待ち時間は外で20分ほど、店内へ入ってからは5分ほどですが、外で待つ場所は喫煙所の隣なので、副流煙がちょっと気になりますね。
ここらのおすすめはとろろそばなのですが、私はとろろは米と食べたかったので、せいろ(税込み650円)と麦とろめし(税込み550円)、嫁さんは鴨ねぎそば(税込み1,200円)を注文しました。
13:00頃:実食。
高橋屋は食べログでは3.58ですが、個人的には、蕎麦は普通かな?という印象でした。
麦とろめしは、蕎麦の実ときゅうりの漬物が入っており、醤油+わさびでおいしく頂きましたが、鴨ねぎそばは、あまり鴨の出汁を感じなく、鴨肉も豚肉のような感じなので、ちょっと残念な感じでした。
それでも、店の雰囲気はいいですし、アルコールもあるので、下山してきてゆっくりするにはちょうどいいかと思います。
+α:温泉やトリックアート美術館
これで一通り高尾山を満喫したのですが、まだまだ極楽湯やトリックアート美術館もあります。今回はGWだったのでかなり混んでいそうで見送りましたが、次回は行ければと思っています。
ちなみに、トリックアート美術館はサイトにクーポンがあり、事前に印刷すれば入館料が200円引きになりますので、行く予定があれば準備をしておきましょう。
トリックアート美術館 http://www.trickart.jp
まとめ
高尾山は初心者でも登れるがまぁまぁしんどい
リフトがかなりおすすめ
人が多いため午前中には登頂したい
昼食は山頂へ持参するか下山し蕎麦屋へ