何も起こさなければ同じ結果しか得られない
今回はタイトルのまんまです。いつも同じ事の繰り返し、マンネリ化していると感じている方へ、私自身、それを打破するきっかけになった言葉です。
「万有引力」の発見に学ぶ
みなさんご存知、ニュートンが発見した「万有引力」。その発見のエピソードは、
ニュートンは、りんごが木から落ちるのを見て、なぜ「物が落ちるのだろう」と考えた。
そして「なぜ月は地球へ落ちないのだろう」と考えた。←ここ飛躍し過ぎ!!
そこで「月にも引力は働いているが、遠心力と釣り合っているから落ちないのだ」と気付き、あらゆるものには互いに引き合う力があることを発見した。
というものです。
りんごが木から落ちるのを見て発見した、というのは色々省略されていますが、きっかけという点では有名な逸話だと思います(実際にはこれは違うのですが、今回の話のきっかけとして使わせてもらいます。本当のエピソードは下記サイトにあるので、興味がある方は見て下さい。)。
天文学の歴史 https://rika-net.com/contents/cp0320a/contents/rekishi/answer07/index.html
なぜ、いきなりこんな話をしたかというと、ここに今回考えたいことがあるからです。
誰もが、それを見たからといって「万有引力」を発見することはできません。
当然ですよね? 人それぞれ、考えること、感じることは異なります。ニュートンでさえも、何か閃きの種は必要だったはずです。
つまり、そのことについて考えていなければ、思いつかないと思うのです。
結果には原因が必要
これと似たようなことを表した名言として、「何も起こさなければ今と同じ結果しか得られない」というものがあります。これは、アメリカのカリスマコーチとして名高い、アンソニー・ロビンスの言葉です。
- 毎日代わり映えのしない生活に不満がある
- いい出会いがない
- お金が欲しい
と言う人って、まぁまぁいると思います。会話の中では、定番のフレーズとなっている場合も多いのではないでしょうか?
では、このようなことを言っている人(あるいは思っている人)で、そのために行動を起こしている人はどれくらいいるのでしょうか?
今よりも良くありたいと思いながら、新しいことを始めるのが億劫であり、今のままでもいいと思ってしまうことって、よくあります。
安寧を求めるのは生き物としての本能でもあり、今と変わることへの恐怖心と相まって、新しいステップへ進むことが妨害されるものです。
でも、そんなに大きな冒険じゃなければ、大きなケガもしないよ?っていうのも、事実です。つまるところ、
現状に対する不満度 >> 現状で得られる結果に対する満足度
の図式が成り立つかどうかです。
行動を起こさなければ、結果は変わらない。行動を起こすためには、考え方が変わらなければならない。
何かを得たければ、それについて考え行動を起こす。ありきたりなことですが、重要なことです。
みなさんが何か新しいことを始めるきっかけとして、このタイトルの言葉が活かされれば幸いです。