【牛肉どまん中】売り切れ必須!! うまいから一度は食べてみて!!
「牛肉どまん中」と言えば、山形県米沢名物の誰もが知っている有名な駅弁ですね。製造は、JR米沢駅前にある新杵屋(しんきねや)という老舗が行っていますが、何が「牛肉どまん中」を全国級の人気へ押し上げたのか、その理由を知るべく買ってみちゃいました。
「牛肉どまん中」とは?
「牛肉どまん中」は、山形新幹線開業に合わせて開発された駅弁です。ネーミングセンスが光りますが、「どまん中」というのは、山形県の冷めてもおいしいお米の品種だそうです。
冷めてもおいしいお米というのは駅弁にとって大きなアドバンテージですが、この駅弁のおいしさの秘密は、これに加えてもう1つあります。
新杵屋秘伝のたれ
もともと和菓子屋だった新杵屋にしかできない独自製法のたれが、「牛肉どまん中」のおいしさのポイントだそうです。醤油は山形のものを使い、お肉に合った旨味を研究し、独自の製法で牛肉を煮ているとのことです。
そして煮るのも2度行うことでしっかりと味を染み込ませるようです。1度目に余分な脂を落とし、2度目に秘伝のたれで煮るという手間のかかることをしています。
盛り付けも手作業で行っており手間暇かかっていますが、それでも1つ税込み1,250円なので、決して高いことはないと思います。
エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 | 脂質 | 食塩相当量 |
852 kcal | 26.5 g | 114 g | 32.3 g | 4.4 g |
栄養成分表示を見てみると、味が濃いめなのか食塩相当量は多めですね。まぁ、あまり気にしてもしょうがないので、ここは割り切っちゃいましょう。
ここまで確認した上で、それではそのこだわりがどれくらいおいしい駅弁を作ったのかを確認してみましょう。
「牛肉どまん中」の味は?
「牛肉どまん中」のセールスポイントを個人的に紹介したいと思います。
純粋においしい
「牛肉どまん中」の味は、見た目通りの期待を裏切らないものです。日本人なら誰もが好きなんじゃないか?と思わせる醤油ベースの甘辛い味で、冷めてもおいしく食べられるやや濃いめの味付けになっています。
牛そぼろと牛肉煮がある
味付けは同じなのですが、牛肉はそぼろと小間切れ(?)の2種類があります。これによって、よりいっそう最後までおいしさを楽しめます。また、牛そぼろがあるおかげで隅々まで味を感じやすくなっていますし、牛肉煮は細かめなので食べやすいです。
ボリュームがある
弁当は底上げもされておらず、お米も肉もしっかり入っています。比較に出して申し訳ないのですが、下のようなすき焼き弁当の場合、(ごぼうや麩が入っておりこれはこれでありですが)肉の割合がだいぶ少なかったりします。その点「牛肉どまん中」は肉が少ないと感じることはありません。
ちなみに付け合わせにニシンの昆布巻きや卵焼きもありますが、これはまぁ普通でした。
今回食べたのはスタンダードな「牛肉どまん中」ですが、他にも 「牛肉どまん中 しお」「牛肉どまん中 みそ」(各税込み1,250円) もあるので、次はそっちも試してみたいですね。
まとめ
「牛肉どまん中」は食べるべき駅弁
「牛肉どまん中」は味・ボリュームともに満足できる駅弁