桜えびと柚子胡椒のパスタ【簡単レシピ】

2019年2月9日Food,Recipe

家で料理をするときは、"手軽においしく"が基本だと思います。今回紹介するのは、それにぴったりのパスタです。桜えびの旨味と、柚子胡椒の旨辛みが絶妙な相性なんですよ。どちらも貯蔵が効くので、家に置いておけばいつでも気軽に食べられるのもいいところです(薄味に見えるかもしれませんがしっかりとした味付けです)。

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材料(2人分)

  • パスタ…2人分(今回はフィットチーネの生パスタを使用)
  • キャベツ…1枚
  • ニンニクペースト…2cm
  • 桜えび…大さじ3
  • 柚子胡椒…大さじ1
  • 鶏ガラ顆粒だし…大さじ半分
  • 昆布顆粒だし…大さじ半分
  • 醤油…小さじ1/4
  • オリーブオイル…大さじ4

特段変わった材料は使っていませんね(キャベツの量はお好みで調整して下さい)。ポイントは1つだけです。

2つ以上旨味のある材料を使う

このパスタに限らず、料理を作るときはいつも意識していることです。味に深みを出す、とはよく言われますが、じゃあどうすればいいの?って思いますよね。

答えは簡単で、「牛、豚、鶏、魚介、野菜」の旨味の中から2つ以上を入れるようにすればいいのです。

コンソメを使ったスープでも、ベーコンやウインナーを入れると、格段においしくなりますよね?それと同じことを、このパスタでもやっています。

材料に使っている「桜えび」は「魚介」としての旨味、「柚子胡椒」は「野菜」としての旨味です。なので、この時点でポイントは押さえていますね。

ですがこれに加えて、「鶏ガラ顆粒出汁」と「昆布顆粒出汁」を加えることで、旨味祭り(?)にしています。

塩は入れていませんが、「柚子胡椒」と「顆粒出汁」の塩気がありますので、敢えて加える必要はありません。

作り方

パスタなので、ご想像通りの作り方です。

  1. キャベツを2-3mmの千切りにし、柔らかくなるまで茹でる。
  2. オリーブオイルにニンニクペーストを入れ軽く炒め、桜えびを加えてさらに軽く炒める。
  3. 2に茹でたキャベツを加える。
  4. 残りの調味料を加え、なじませる。
  5. パスタをやや固めに湯がき、水気を切らずにそのまま箸でソースへ入れる。
  6. 軽く炒めるように和えたら完成。

出来上がったソースは下のような感じです。ここへ茹でたパスタを加えて和えるだけです。

では早速、少しだけポイントがあるので、確認しましょう。

生パスタなら先にソースを作り 乾燥パスタなら先に茹でる

今回は生パスタを使ったため、茹で時間が短いので先にソースを作りました。乾燥のパスタを使う場合は、茹でている間にソースを作ってもいいかもしれません。

“茹で上がったパスタを待たせないように"作ることが重要です。

パスタは湯切りしない

普通は茹でたパスタを湯切りしてから、ソースに和えると思います。でもその前に、茹で汁をソースに加え、ソース(=オイル)と一体化(=乳化)させます。そのステップは地味に面倒です。

ですので、省いちゃいます。湯切りしないでそのままソースへ加えることで、上記の2ステップをこなしています。箸ですくって入れることで、程よい湯切り+茹で汁を加えるという働きをこなしているのです。

パスタは茹でている間にでんぷんでコーティングされていますので、湯きりしない方がソースとうまくなじむという訳です。

手軽に作れて、旨味がたくさん入ったおいしいパスタです。キャベツは冬のもの(寒玉)でも大丈夫ですが、春キャベツだと尚のことおいしいです。是非とも作ってみて下さい。

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Posted by 管理人