【ひつまぶし】ガッテン流で市販うなぎが絶品!! 水洗いがポイント!?
せっかくうなぎを食べるのなら、おいしく食べたい!!と皆さん思いますよね? 今回はガッテン!で紹介された関東風の仕上げ方で、ひつまぶしを作ります。もちろんお重で食べてもいいのですが、ひつまぶしの方が少ないうなぎでも満足できるので、おすすめですよ!!
材料(2人分)
まずは、なんと言ってもうなぎです。買うのは蒲焼きになっているものでできれば冷凍のもの、なければ冷蔵のものでもOKです。
- うなぎの蒲焼き…1尾
- 白米…茶碗少なめ2杯
今回のうなぎは80尾(10kg当たり)のサイズを使っています。これにご飯お茶碗少なめ2杯と合わせると、ひつまぶしならうなぎたっぷりな感じになります。
普通盛りくらいなら60尾サイズの方がいいのですが、サイズと国産か中国産かでも値段が大きく変わりますので、その辺はお財布と相談ですね。
続いては、たれの材料です。気持ち辛めの味付けになりますので、甘いのがお好みであれば、水あめを大さじ1.5~2杯入れて下さい。
- 酒…大さじ4
- みりん…大さじ4
- しょう油…大さじ5
- 水あめ…大さじ1
- 昆布顆粒出汁…4g
この材料のポイントは、ずばり水あめです。
甘さは水あめでつける
家庭にある甘い調味料と言えば砂糖だと思いますが、このたれには水あめを使って下さい。水あめの方が砂糖よりも自然で嫌味の少ない甘みになります。
水あめは結構持ちますし、煮物にも同様な理由から使えるのでおすすめです。もちろん、照りを出すために使ってもいいですしね。
作り方
うなぎはすでに蒲焼きになっているので、うなぎの仕上げ方とたれの作り方になります。
まずは、先にたれを作っておきます。
- 酒とみりんを火にかけ、アルコールをとばす。
- しょう油と水あめを加え、もったりと軽くとろみが出るまで煮詰める。
- とろみがついたら、昆布顆粒出汁を加え混ぜて完成。
特段のポイントではありませんが、最初にしっかりとアルコールを飛ばした方がおいしい気がします。
続いてはうなぎの仕上げ方です。関東風と言われる、ふっくらとした仕上げになります。
- うなぎを軽く水で洗い、余分なたれを落とす。
- うなぎが下に付かないようにフライパンへ割り箸を敷く。
- うなぎを半分に切りフライパンへ入れ、酒大さじ2(分量外)をうなげへかけ、水大さじ1をフライパンへ入れ蓋をして火にかける。
- 湯気が出て来たら弱火にし4-5分蒸かす。水気が少ないので焦げ付きに注意する。
- 蒸かしたうなぎをアルミホイルへのせ、たれを大さじ1ずつかける。うなぎはとても柔らかいので、移すときに気を付ける。
- オーブントースターで軽く焼き目がつくまで焼く。
- ご飯にたれを大さじ1かけて軽く混ぜる。
- うなぎを切り、ご飯と混ぜたら完成。
少し手間がかかっていますが、せっかく奮発して買ったうなぎなので、できる限りおいしく食べたいですもんね!!
それぞれポイントがありますので、押さえていきましょう。
うなぎを水洗いする
買ってきたうなぎには、見た目を良くするためにたくさんたれがかかっています。特に中国産のものは多い気がしますが、これには化学調味料が多く入っていますし、あとで作ったたれをかけて仕上げるので流します。
この時、うなぎは冷凍の方が固まっていて洗いやすいです。また、このあとに蒸すので、うなぎの水気はとる必要はありません。できるだけ手間は省きましょう。
うなぎを蒸すときは割り箸で底上げする
たいてはフライパンで蒸すか、アルミホイルでくるんで蒸すレシピが多いですが、余計な水分を含ませないために底上げをします。ちなみに、うなぎに酒をかけるのは臭みをとるためで水を入れるのは酒だけでは蒸気が足りないからです。
トースターで焼き目をつける
最後に焼き目をつけることで、うなぎとたれの風味が際立ちます。うなぎの表面が毛羽立つ(?)ような感じになったらOKです。
たれは多めにありますので、濃いめが良ければ食べるときにかけて下さい。また、親子丼のときに紹介した出汁をかければ、さっぱりとしつつも別格のおいしさになります。
出汁を食べるときは、わさびと一緒に食べて下さい。
この方法でうなぎを仕上げると、そこらのお店で食べるよりもおいしいです。是非とも試してみて下さい。